魔女の宅急便のフルート三重奏版を楽しもう:30年経っても色褪せないジブリの名曲
『魔女の宅急便』とは
『魔女の宅急便』は、1989年に公開されたスタジオジブリのアニメ映画で、宮崎駿監督が手掛けた作品です。原作は角野栄子の児童文学で、13歳の魔女見習いの少女キキが主人公です。キキは、自立するために新しい街に引っ越し、宅急便の仕事を始めることで成長していく姿が描かれています。映画はその豊かなストーリーテリングと美しいアニメーション、そして久石譲の手による感動的な音楽によって、多くの人々の心をつかみました。
フルート三重奏版の魅力
今回ご紹介するフルート三重奏版は、映画のサウンドトラックをもとにしたアレンジです。フルートの軽やかで透明感のある音色は、『魔女の宅急便』の世界観を見事に表現しており、演奏することで映画のシーンが鮮やかに蘇ります。楽譜はA4サイズで全40ページ、スコア譜で表示しています。また、「海の見える街」と「かあさんのホウキ」にはパート譜が付属しており、アンサンブルの練習にも最適です。
収録曲一覧
フルート三重奏版には以下の曲が収録されています:
- 晴れた日に…
- これは映画のオープニングで流れる曲で、キキが新しい街に向かうシーンにぴったりの爽やかな楽曲です。
- 海の見える街
- キキが新しい街に到着するシーンの曲で、その街の美しさと新しい生活への期待感が表現されています。
- 仕事はじめ
- キキが宅急便の仕事を始めるシーンに流れる曲で、彼女の奮闘と成長を感じさせるリズミカルな楽曲です。
- 身代わりジジ
- キキの相棒である黒猫ジジが重要な役割を果たすシーンに使われる曲です。コミカルで愛らしい雰囲気が特徴です。
- かあさんのホウキ
- キキが母親から受け継いだホウキを使って空を飛ぶシーンに使われる曲で、魔法の神秘的な雰囲気が漂います。
- 町の夜
- 静かな夜の街を描写するこの曲は、神秘的で心地よい雰囲気があります。
- ルージュの伝言
- 松任谷由実によるこの曲は、映画の中でキキが聴くラジオから流れる楽曲で、映画の雰囲気を一層盛り上げます。
- やさしさに包まれたなら
- 映画のエンディングを飾る名曲で、心温まるメロディが印象的です。
参考演奏をご視聴ください。
楽譜を手に取って
このフルート三重奏版の『魔女の宅急便』では、重厚なアンサンブルを通してこの世界観を再体験できるのではないでしょうか。フルートの柔らかい音色は、旋律と相まって映画の名シーンを思い起こさせ、自身で演奏することで一層深い感動を味わうことができます。また、リスナーにとっても感動を共有する時間になるでしょう。
譜面台に乗り切らないスコア譜にはパート譜が付いているため、譜めくりの煩わしさもなく演奏できます。
友人や仲間と一緒に演奏する楽しみも広がるでしょう。
まとめ
『魔女の宅急便』は、その豊かなストーリーテリングと美しい音楽で、多くの人々の心に残る作品です。今回ご紹介したフルート三重奏版は、映画のサウンドトラックをもとにしたアレンジで、フルートの変化する音色で映画の世界観を再現しようと試みました。この機会に、ぜひ『魔女の宅急便』のフルート三重奏版を手に取り、その魅力を存分に味わってみてください。30年経っても色褪せないジブリの名曲を、奏でてみてはいかがでしょうか。
楽譜はJapan Duo Notes公式ページよりご購入いただけます。
スタジオジブリの名作集
- 風の谷のナウシカ
- 天空の城ラピュタ
- となりのトトロ
- 魔女の宅急便 2重奏
- 魔女の宅急便 3重奏
- もののけ姫
- 千と千尋の神隠し(2重奏・3重奏)
- 紅の豚
- ハウルの動く城(2重奏・3重奏)