フルート 齋藤 寛 オフィシャルサイト

音楽家業は食えるのか

“レッスン”を仕事をするのにも、2つの方法があります。自分で開業するか、音楽教室運営会社と契約することです。

開業する場合は、すべて自分でやらなければなりません。レッスン室を準備し、セールスポイントを押し出し、どうやって生徒を集めるか考え、カリキュラムを組んで、それぞれのニーズに合った指導をしていく必要があるのです。生徒を集めるための、いわゆる集客テクニックが不可欠です。そして、出来るだけ長く続けてもらうための工夫をするのです。集まらないかもしれません。逆に生徒数に伴って、レッスン以外の気遣いが増えるかもしれません。ただし、いただくレッスン代は100%自身のものとなります。

音楽教室の講師として契約する場合、最初に適正判断のオーディションがあります。生徒の募集や各種手続き、やり取りは会社側で行うことになります。レッスン室は準備され、テキストやカリキュラムを準備しているところもあります。概ねレッスンに集中出来ると思いますが、レッスン代の何割かは、会社の利益となり、レッスン回数に対して効率が悪いと感じるかもしれません。そして、生徒を自分の生徒として鞍替えさせるのは契約違反です。しかし、開業するよりは背負うものが少ないのでしょう。

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