フルート 齋藤 寛 オフィシャルサイト

楽譜の読み方

楽譜の読み方にも、ルールがありますが、最初にそのルールさえ知ってしまえば読むことが出来ます。

もしかして、「いとおかし」と同じことが楽譜を読む過程で起こっているかもしれません。

通常使用する五線譜のルーツは、1000年前のヨーロッパです。始まりは9世紀ころ、造形物とは違い、消えてゆく音をカタチに残そうとしました。そのための手段として楽譜が用いられるようになりました。時代や作曲家によって、その仕様は様々変化し、17世紀頃に現在の書き方が定まったといわれています。

それは、最初限られた土地の限られた(音楽をする)人々にさえ伝われば充分で、最小限の情報のみを書き記したに過ぎませんでした。あとは勝手を知る演奏家は、その慣習に従って演奏すれば良いのです。この頃の唯一の書き込みは、その慣習に「反する」場合のみでした。

ネウマ譜
【ネウマ譜】9世紀頃
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