一日練習しないと自分にわかる。二日だと批評家にわかる。三日となれば聴衆にわかる。
これは、ヤッシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン)の言葉です。しかし、イグナツィ・パデレフスキ(ピアノ)や、アルフレッド・コルトー(ピアノ)のものとされることもあります。
音楽に携わると同じように感じるのでしょう。まったく私も同感です。心持ちとしては「現状維持では下降している」だと思います。本当に、なかなか上手くならないのに、下手になるのは早いですからね。
長期のバカンスも(色々な意味で余裕があれば!)魅力的ですが、個人的にはいつでも練習できる環境があれば、という条件がついてしまいます。
仕事はやろうと思えば山のようにあります。いくら時間があっても足りないくらいです。ただし、今すぐ賃金が発生するものではありません。またそれをやったところで、将来を確実に保証するものではありません。(目の前の仕事のための準備は別ですよ)私はそれらを、自分に対する投資だと思っています。大損するかもしれないし、大化けするかもしれないのです。音楽家で居つづけるには、いわゆる休日がないかもしれません。結局、自分の休日をベット(Bet)しているのですから、寝ていられないのです。
とはいっても、ペースがあるので休む時は休みますよ。さすがに、明るいうちからお酒を飲むのは罪悪感がありますが…メリハリをつけて生活できるといいですよね。