4つ目は、耳の成長です。上手になっていく過程では、必ず耳から成長します。良い音やいい音楽を耳が知ってこそ、現在のギャップとの差に「調子悪い」と感じてしまいます。これは悪いことではありません。今の調子の悪さに心当たりがないのであれば、成長している証としてポジティブにとらえるといいでしょう。おそらくこの場合がほとんどだと思います。これはステップアップできるチャンスでもあります。奏法を見直すことで、自分をよく分析し、どうすればより良くなるか試行錯誤することが次へ繋がります。問題が整理できたら、先生に助言を求めるタイミングです。問題が漠然としていると答える方も難しいですからね。
自分の音楽は最高だ!今日も調子がいい!
と、毎日悩みなく演奏できたらどんなに楽しいことでしょう!
しかし個人的に、もしこのような状態が長く続いたら警戒してしまうと思います。
「耳が悪くなったのかも?」と、疑いしかありません。