フルート 齋藤 寛 オフィシャルサイト

チャンス

「実力」とは、掛け算によって決まるものです。何をかけるかは、その内容によって変わってくると思いますが、演奏が出来ることは大前提として、アンサンブルが出来ること、交友関係が広いこと、ヴィジュアル的に必要とされること、個性があること、実績があること、話術があること、集客力があることなどです。レコーディングなどの裏の仕事では、交友関係の係数が最も大きいかもしれませんね。コンサートやライブでの係数はヴィジュアル面が優先されるかもしれません。ことエンターテインメント業界においての主軸は「ビジネス」です。誰がより集客に都合が良いか、というのが基準になりますので、集客できる「実力」を持った人ということになります。

後はこのチャンスを生かすも殺すも本人次第ということですが。

いったい自分が何にモヤモヤしているか整理してみると、その後の行動が変わると思います。大舞台でソロ活動をしたいのか、オーケストラでアンサンブルしたいのか、アーティストのバックバンドをしたいのか、レコーディングをしたいのか、音楽教室を運営したいのか、というように、それに関わる自分の持っている係数がゼロなら1にすることに専心すればよいと思います。しかし、無いところから生み出すのが一番大変です。ピンチの連続になるでしょう。

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