フルート 齋藤 寛 オフィシャルサイト

ラジカセ

高校生になるとオーディオ専門誌を良く読むようになりました。そこで特集されるようなものは、とんでもなく高価なとても手がでないものばかりです。(結局今「も」でないわけですが…\)アキュフェーズ、マッキントッシュ、マランツ、ラックスマン、フィリップス、タンノイ、JBL、B&W等など、紙面から音を想像して、型番を覚えてしまうほどに読み返していました。雑誌を読み進めると、全国の取扱店の中に地元の名前がありました。

駅前の路地を進むとその店はあります。扉を開けると、所狭しと陳列されているオーディオ機器!雑誌でしか見たことのないデッキが普通に置いてあります。そして、デッキを指定するとそのシステムで組んでくれるというのです!といっても、そんな大金を出せるわけがないので、お店のおすすめの組み合わせで聴かせてもらえました。高音質リーズナブルというマランツのCD-72はこの時聴いたものです。すっかり虜になってしまい、色々なカタログをごっそりもらって帰ったのでした。好きなCDを持ってくれば色々聴かせて上げるよ、と言って頂いたので、図々しく何度もお邪魔して様々な機器を聴かせていただきました。そして、小遣いを貯め、食費や交通費をケチり、仲良くなった店員さんにかなり値切ってもらい、夢にまでみたマランツを手に入れたのです。本当にすばらしいプレイヤーでした。持っていたCDは全て新しいもののように感じられました。ついこの前まで、メインのプレイヤーでしたが、経年のダメージで修理不能となってしまいました。

ただの高校生に親切にしてくださった店員さんには感謝しています。

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