フルート 齋藤 寛 オフィシャルサイト

ラジカセ

今は、60分のカセットテープに時間を計算して入れる曲を選んでいた時代ではないようです。片面30分ずつで、曲順にもこだわっていました。インデックスカードも手書きでフォントを変えたり、転写シールで作ったりして、その自分だけのアルバムをコレクションとして大切に聴いていました。CDも手持ちがそれ程多くないので、すり減りはしませんが、何べんも聴き返しました。

老舗のオーディオメーカーがなくなっていくのは寂しいし、複雑です。これも時代の変化か、と思えばそうかもしれませんが、「良い音が伝わらない」のが心苦しいです。音漏れによる近隣からの苦情が増加したこともオーディオ離れに拍車をかける一因かもしれません。

この世界も突き詰めれば奥の深いものです。オーディオ用に防音室はもちろん、ノイズのない電源のために自宅に電柱まで建てる人も居るくらいですから。しかし、そこまでしなくても、擦り切れるほど聴いたカセットテープのように、音楽を大切に聴くという姿勢を持ち続けなければ、ただ消費される音になってしまいます。

同じ時間を使うなら少しでも良い音で聴きたいと思いませんか?


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