楽器でこそ「音楽」が奏でられると息巻いていた若い頃には、受け入れがたいものでしたが、今はこのように思っています。
無響室では、「音」を発しても帰ってくる響きが無いので交わることはありません。音は体外で響くことなく、体内ですべて完結してしまいます。対して、通常空間ではその大小の差はあるとしても響きは必ず帰ってきます。これを反響といいますが、この時、一瞬でも空間に残響があれば混じり合うことになります。たとえ休符や沈黙の中で動きを起こさなくても、少なくとも自分の脈動と交わることが出来ます。私はこの交わりが最小単位の「音楽」で、「響き」がそのアンサンブルを可能にしていると思うのです。
つまり、必ず響くこの空間にいる限り、音があるものは必然的に何かの音と交わるので(自分の鼓動であっても)そのことが既に「音楽」であるということです。
コンサートやライブでは、出演者だけが音楽を奏でるのではなく、観衆もまた演奏家のひとりなのです。だからこそ会場が響きに満ちた時、さらに魅力的に感じられるのでしょう。
- Swan Lake Suite (Tchaikovsky)|Flute Duet|No Piano|5 Famous Pieces|Sheet Music
- Beautiful & Emotional Flute Duets|12 Lyrical Classics|No Piano|Sheet Music Collection
- Wedding Classics for Flute Duet | 12 Beautiful Pieces for 2 Flutes | No Piano
- Intermezzo from Cavalleria Rusticana (Mascagni)|Flute Duet|No Piano|Beginner|Sheet Music
- Salut d’Amour (Elgar) | Flute Duet Sheet Music | Intermediate | No Piano
- Arabesque (Debussy)Flute Duet|No Piano|Intermediate





