先の野球をはじめ、スポーツではこのタイミングが重要な能力のひとつだと(勝手に!)思っています。
サッカーやバスケットボールのドリブルからフェイントで相手を抜くことは、その相手が予想もつかないリズムで動けば抜いていけるし、読まれてしまえば逆に奪われてしまいます。バレーのアタックもそうです。読まれやすいトスを上げていればブロックされる確立が高くなってしまいます。ボクシングではありえないところからパンチが現れ、卓球やテニスもわざと抜いた球は効果的です。
剣道や柔道でも「間」が大切です。自分優位に間を詰めること、相手を牽制した動きからリズムを崩すことなど。
言うは易し…
スポーツ選手も音楽のリズムを本気で研究してみてはいかがでしょうか?…というのは完全なる私論ですが、優れた選手を見るとどの競技でも非常にリズミカルに見えるのです。
タイミングを掌握することは、音楽においては魅力的なものになり、スポーツにおいては体格に依らない優位性になる思います。
「柔よく剛を制す」はタイミングの妙ではないでしょうか。